施工事例:一宮市の住宅でクスノキ伐採|一宮市・稲沢市の植木屋【ウカイ造園】
2025.09.16更新

こんにちは、一宮市・稲沢市・江南市を中心に剪定や伐採などのお庭の手入れを行っている植木屋、ウカイ造園です。
今回は、クスノキの伐採を行った事例をご紹介します。
枝が隣地へ越境し、住宅の壁やカーポートに迫るほどに成長していたクスノキを、安全に、そして丁寧に伐採しました。
狭いスペースでの作業でしたが、建物や周囲を傷つけないよう細心の注意を払っています。
作業の工夫や伐採前後の変化をご紹介していますので、同じようなお悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてみてください。
お客様からのご相談と今回の作業方針
今回ご紹介するのは、一宮市の住宅で伐採のご依頼をいただいたクスノキの施工事例です。
敷地の限られた場所で大きく育ってしまった木に対し、周囲の構造物や隣地への影響を最小限に抑えながら、安全に伐採を行いました。
現場の状況とご依頼のきっかけ

ご自宅の敷地内、角の狭いスペースに自然に生えていたクスノキが、いつの間にか大きく育ってしまったとのことでした。
枝葉はフェンスを越え、隣家の敷地へも大きくはみ出し、建物の壁やカーポートにも迫るほどの状態に。
お客様からは「ずっと気にはなっていたが、自分ではどうにもできず放置してしまっていた」とのご相談をいただきました。
このような自然に生えてきた木(いわゆる一人生え)は、管理の目が行き届きにくく、気付いた時には思いのほか大きくなっていることがあります。
そのままにしておくと、害虫の発生源になったり、根が配管や基礎に影響を及ぼすなど、さまざまなリスクが考えられるため、早めの対応が必要です。
施工の目的と対応内容
今回の目的は、敷地内外への影響を解消し、今後の再発を防ぐことでした。
対象のクスノキは高さが約5メートル、しかも周囲にはフェンス・建物・カーポートが密接しており、人が通れる程度の非常に狭い現場環境でした。
そこで、以下のような作業方針で進めました。
- 対象のクスノキ1本を、根元近くで切り落とす「地際伐採」にて対応
- 上部から順に枝を小分けし、脚立を使用しながら安全に解体
- 隣地への越境部分は、事前にご挨拶・ご承諾のうえ敷地内へ立ち入らせていただいて作業
- 根の再生を防ぐため、切り口に専用の発芽抑制剤を塗布
- カーポートや壁面を傷つけないよう、資材の配置や手順を工夫しながら進行
施工は7月の晴れ間が続いた日に実施しました。
人がやっと通れるような狭い場所でも安全に作業できるよう、事前の段取りと現場での配慮を徹底しました。
クスノキ伐採の施工ビフォーアフター|狭い場所でも安全・丁寧に対応
今回は、放置されて大きく育ってしまったクスノキを、限られたスペースの中で安全に伐採しました。
作業によってどのように環境が変わったのか、写真とあわせてご紹介します。
施工前:越境と圧迫感に悩まされた一人生えのクスノキ

施工前の現場では、クスノキが住宅の外壁に密着するように育ち、枝葉はフェンスを越えて隣地へ大きくはみ出していました。
木の高さは約5メートルほどあり、枝の密度も高く、住宅の周囲に圧迫感が生まれていました。

木の根元は、建物・フェンス・カーポートに囲まれた非常に狭い場所にあり、人が一人通るのがやっとという状況でした。
そのため、通路はほとんどふさがれ、日差しも届きにくく、日中でも暗く湿気のこもった印象がありました。
枝や葉が多く、落ち葉の掃除がしにくい上に、虫や蜂の巣ができやすい環境でもあったため、お客様としても長く気がかりだったようです。
施工後:通路が開け、光と風が通る明るい空間に

伐採後は、視界を遮っていた枝葉がなくなり、住宅とフェンスの間の通路がしっかり確保されました。
これにより、人が安全に通れるようになり、動線も格段に改善されました。

枝葉の撤去によって自然光が入りやすくなり、建物まわりが明るくなったことで、空間全体の印象が大きく変わりました。
また、風通しも良くなり、湿気のこもりやすかった場所がすっきりとした空間へと変わっています。

切り株はできる限り地面近くで処理し、見た目にも配慮しました。
さらに、発芽を防ぐために専用の抑制剤を塗布し、今後同じような問題が起こらないように対応しています。
お客様からは「もっと早く頼めばよかった。きれいになってありがたい」とのお声をいただきました。
今回のように敷地が限られる場所でも、状況に応じて安全かつ丁寧に対応するのが、私たちウカイ造園の強みです。
知っておきたい「一人生え」のリスクと伐採の重要性
気づかないうちに庭や塀のすき間から木が生えていた——このようなご相談をよくいただきます。
今回の伐採現場でも、自然に発生した「一人生え」のクスノキが原因でした。
一見、放っておいても大丈夫そうに見える木ですが、実は思わぬトラブルを招くことがあります。
一人生えとは?
「一人生え」とは、鳥のフンや風に乗った種が、いつの間にか芽を出して育った木のことです。
誰かが意図して植えたわけではないため、建物のすき間やフェンスの裏、雨水マスのそばなど、管理の行き届かない場所に生えやすいのが特徴です。
芽吹いた当初は小さくても、木の成長は早く、数年放置すれば周囲に影響を及ぼすほどの大きさになります。
気づいた時には枝が隣地に越境していたり、根が構造物に食い込んでいたりすることも珍しくありません。
一人生えを放置したときのリスク
- 枝や葉が隣家に入り込み、ご近所トラブルの原因になる
- 落ち葉が雨どいや排水口を詰まらせ、排水不良のもとになる
- 木に集まる虫が室内へ侵入しやすくなる
- 根が地中で配管や基礎に干渉し、建物に悪影響を及ぼす可能性がある
今回のクスノキも、雨水マスのすぐ近くに根を張っており、このまま放置すれば配管破損の恐れがありました。
早めに伐採できたことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができました。
ありがちな落とし穴と対処のポイント
一人生えを見つけたとき、「とりあえず地上の部分だけ切れば大丈夫」と思われる方も多いのですが、実はそれだけでは不十分です。
根が残っていると、しばらくしてまた新芽が伸びてきたり、場合によっては地盤が不安定になることもあります。
伐採の際には、切り株の処理や、再発を防ぐための抑制剤の使用まで含めて対応する必要があります。
特に狭い場所や建物に近い場所では、作業手順を誤ると壁やフェンスを傷つけてしまうこともあるため、現場ごとの判断と丁寧な作業が求められます。
少しでも不安な点があれば、無理に対処しようとせず、専門の業者にご相談いただくのが安心です。
一宮市・稲沢市・江南市周辺で剪定・伐採・造園ならウカイ造園へ
「庭木の手入れを頼みたいけれど、どこに相談すればいいか分からない」
そんなお悩みをお持ちの方へ、一宮市を拠点に活動する植木屋、ウカイ造園の取り組みをご紹介します。
ウカイ造園のこだわりと信頼の理由
ウカイ造園では、一宮市・稲沢市・江南市を中心に剪定・伐採・除草・移植・消毒など、幅広い庭仕事に対応しています。
現地調査からお見積もり、作業、後片付けまで、一貫して自社で責任を持って行っております。
今回のような狭い場所での伐採でも、構造物を傷つけないよう、道具や手順を細かく調整しながら丁寧に対応しました。
安全への配慮と現場に応じた柔軟な判断を大切にしています。
また、騒音や落ち葉、ご近所への影響にも十分配慮し、作業前後の説明や清掃も欠かしません。
ご要望に変更がなければ追加費用は発生せず、万が一に備えた保険も完備していますので、安心してお任せください。
このようなお悩みはございませんか?
- 庭に勝手に木が生えてきて、自分ではどうにもできない
- 隣地に枝が伸びていて、早急に対応したい
- 実家や空き家の庭が荒れていて心配
- 信頼できる業者にきちんと相談したい
こうしたお悩みがあれば、植木屋「ウカイ造園」まで、どうぞお気軽にご相談ください。
地域に根ざした業者として、細やかな対応と確かな技術でお応えいたします。
まとめ|クスノキ伐採で暮らしの安心と敷地環境を整える
一人生えのクスノキは、知らず知らずのうちに大きく育ち、気づいた時には越境や構造物への影響など、深刻な問題につながることもあります。
今回のように狭いスペースであっても、状況を的確に見極め、安全かつ丁寧に対応することで、お住まいの環境を大きく改善することができます。
木の状態や現場の条件によって最適な方法は変わりますので、無理に自己処理をせず、まずは専門の植木屋にご相談いただくのが安心です。
一宮市・稲沢市・江南市周辺で伐採や造園の業者をお探しの方は、地域密着のウカイ造園が現地調査からしっかり対応いたします。